利用シーンから探す
一日の終わりに開く絵本には、昼間とは違う役割があります。眠りにつくまでの時間を、静かに区切ってくれるもの。ここには、寝かしつけや就寝前の場面で語られた絵本が集まります。毎晩の定番になった本も、その日だけ選ばれた本もあります。
声に出して読むと、文字を追うだけでは気づかないリズムが生まれます。繰り返しの心地よさ、めくる間、聞き手の反応。ここには、読み聞かせの場面で語られた絵本が集まります。家庭での一冊も、園や学校で読まれた一冊もあります。
子どもは気に入った絵本を、大人が驚くほど繰り返し読みたがります。ここに集まるのは、「また読んで」と何度も持ってこられた絵本です。読む側には根気のいる時間ですが、繰り返されること自体が、その本の力を物語っています。
絵本を読んでいて、思いがけず声が詰まることがあります。子どもより先に大人が泣いてしまうことも珍しくありません。ここには、涙をともなって語られた絵本が集まります。悲しい話とは限らず、別れや成長、やさしさに触れて心が動いた記録です。
子どもが声をあげて笑う絵本には、理屈では説明しにくい引力があります。ここに集まるのは、笑いとともに語られた絵本です。大人には他愛なく見える仕掛けが、繰り返し大受けすることもあります。
はじめて手に取る絵本を選ぶのは、意外と迷うものです。ここには、赤ちゃんや小さな子に向けて、最初の一冊として語られた絵本が集まります。短い言葉、はっきりした色、めくる楽しさ。選ばれる理由はさまざまです。
絵本は贈り物として選ばれることの多い品です。ここに集まるのは、出産祝いや誕生日などの機会に、贈った、あるいは贈られたと語られた絵本です。自分では選ばない一冊に出会える贈り物でもあります。
図書館は、買う前に試せる場所であり、思いがけない一冊と出会う場所でもあります。ここには、借りて読んだ、図書館で見つけたと語られた絵本が集まります。気に入れば手元に置く、という選び方もできます。
電車、動物、食べ物、おばけ……。子どもが夢中になるものは、時期によって次々と変わります。ここに集まるのは、そうした好きなものが登場する絵本です。内容より先に「これが出てくる」で選ばれることもあり、それも立派な入口です。
季節や行事に合わせて絵本を選ぶと、読む時間そのものが行事の一部になります。ここには、季節や行事とともに語られた絵本が集まります。その時期に語られた分だけ並ぶので、時季によって顔ぶれが変わります。
読む人も一緒に楽しめると、その時間はいっそう豊かになります。ここに集まるのは、大人が面白い、絵が美しい、懐かしいと語った絵本です。子どものためだけでなく、自分のために手が伸びる一冊でもあります。
絵本の語られ方は、ひとつの形にはおさまりません。ふと思い出した一冊、誰かにすすめられた本、日々の記録に残された読書。ここには、さまざまな切り口で語られた絵本が集まります。